Simple idea Relax
HOME>基礎知識の書庫

| 基礎知識の書庫 |

どうして髪は抜ける?
髪の毛のサイクル「ヘアサイクル」

人間の髪の毛の周期を「ヘアサイクル」(毛周期)と呼びます。
人間の頭髪は10万本~15万本ありますが、そのそれぞれが年齢や性別・季節により異なりますが 1日に約0.3~0.4mmの速さで成長を続けています。もちろん成長は永遠に続くわけではありません。
やがては抜け落ちる運命にあるのですが、した毛が成長し、やがて抜け落ち、そしてまた生え始めるといったサイクルを通常4~5年(2~6年とも言われています)で繰り返しています。 この髪の毛の一生をヘアサイクル(毛周期)と呼びます。
ヘアサイクルは3つの段階に分けられます。


1.成長期(2~6年)

毛母細胞・毛乳頭の活動が活発で髪が成長を続ける。
毛母細胞の分裂が活発でグングン髪が伸びる。


2.退行期(2~3週間)

毛乳頭は萎縮し、毛母細胞は細胞分裂を停止します。やがて毛母と毛乳頭が分離し、毛母は上昇を始め髪の毛の成長はストップする。
毛母細胞の活動が低下しほとんど成長しなくなる


3.休止期(2~3ヶ月)

次の髪の毛の生成が始まるとともに、脱毛が始まる。
脱毛はこのヘアサイクルが何らかの原因で短くなり(1~2年)、髪が完全に成長する前に抜ける事で起こります。
成長期初期の髪は柔らかい軟毛ですが、正常な人の場合硬い毛に育っていきます。 が、ヘアサイクルに異常がある場合、この軟毛の段階で抜け落ちてしまうことが多いのです。
頭髪は、それぞれがこのヘアサイクルの中で生え変わることになります。 仮に、日本人の平均的な頭髪の本数10万本の人が、5年のヘアサイクルを持っているとした場合、1日あたりの抜け毛の本数を計算するとどうでしょうか?

10万本(全頭髪数)÷5年(ヘアサイクル)÷365日=54.8本


やや短めのヘアサイクル3年の場合だと、
10万本(全頭髪数)÷3年(ヘアサイクル)÷365日=91.3本
ということになります。


髪の抜けるしくみ
髪の毛のしくみ

私たちの頭の上ではどのような事が起こっているのでしょう...
人髪の毛自体に育つ細胞は「毛母細胞」です。毛母細胞には寿命があり、そのため前記のヘアサイクルがあります。
かつてはこの毛母細胞が育毛にとってもっとも重要なターゲットと考えられていました。 しかし最近の研究では、毛母細胞以上に重要な存在がクローズアップされています。 それが「毛乳頭」です。
毛乳頭は毛母の先端(髪の毛の根っこ)にあり、毛母細胞に増殖の命令を発する、言わば司令塔の役目をしています。
ヘアサイクルの休止期に入ると、毛乳頭は毛母細胞(毛母細胞がなくなっている場合は皮脂腺にある幹細胞に)に発毛のサインを送り、毛髪は成長期に移ります。
しかし何らかの原因で毛乳頭が育毛のサインを送らなくなった時に、私達は「ハゲる」のです。


毛母細胞

毛乳頭から髪の毛の生成に必要な栄養を受取り、細胞分裂を繰り返しているのが毛母細胞です。
各種栄養素を髪につくり替える、いわば毛の製造工場です。
髪の毛の色はメラニンの量により決まりますが、そのメラニンを生成している場所もこの毛母細胞にあります。


毛乳頭

毛球部の真中に位置し毛母細胞に隣接している部分が、毛乳頭です。
毛細血管を通ってきた髪の毛を作るために必要な栄養(アミノ酸・ミネラル・ビタミンなど)は毛乳頭に運ばれ、実際に毛を作る毛母細胞に運ばれます。
毛乳頭は毛母細胞の細胞分裂に必要な栄養分の受け渡しという大切な役目を果たしているのですが、単にそれだけでなく毛母細胞の活動をコントロールする頭脳としての役割も担っています。

 
お問い合わせ

tel

フォームでのお問い合わせ

ご質問等お気軽にご相談下さい。